───解放しろ、全てを。

わぁいビジネスホテル あかりビジネスホテルだぁいすき

就活してる時、よくビジネスホテルを利用していた

使っていたのは決まって南千住のビジネスホテル。なぜ南千住か。クソ安いから。

たしか福田屋って名前だったと思う

外観はお世辞にも綺麗とは言えなかったけど、金のない学生が素泊まりするくらいには十分だった。1泊3000円切ってたしね

 

まああんまり安いのはやめた方がいいかもしれない

同じ南千住で2200円のとこ、治安に不安を感じて次の日には出たんだけど、その後通りがかったらなんか警察が出入りしていて不穏だったよ

 

話を戻すけど福田屋には外国人観光客が多くて、綺麗なロシア人のお姉さんとかがノーブラで闊歩したりしていた。お姉さんはホテルの外でもノーブラだったから、僕はいろんなとこがびっくりしていた

 

いろんなとこが。

 

どこ?

 

* * *

 

僕が福田屋を使っていたのは就活の前半までで、その後は横文字の新しいビジネスホテルに鞍替えした。こっちは3400円くらいだったかな

定価3900とかなんだけど、謎の割引で安くなる

福田屋をやめた理由は、忘れた。(いつもギリギリに電話するせいで予約が取れなかったからな気がする)

 

福田屋でも横文字のビジホでも、部屋に入れば同じなんすよね

2畳か3畳ないくらいのスペースに布団が敷いてあって、ベッドから体を起こすと正面にテレビ。その下に正方形の冷蔵庫。

部屋の数は和室の方が多いと思うけど、僕は英国紳士なので洋室を選んでいた

英国紳士って3000円の部屋に泊まるんか?

 

 

図にするとこんな感じ。

ビジネスホテルの部屋のイラスト

え……絵描くのうま………

右下でスマホいじってるのが僕です。

なんかごちゃごちゃしてるけどこれは僕がヘタクソだからじゃない。むしろ上手い。

部屋が狭いから、どうやってもごちゃごちゃしちゃうんだよな。この図がごちゃごちゃしてるわけではない。決して。

いや、まあ狭くはなかった。実際。

そもそも数日泊まるだけだから荷物は少なかったし(ビジネスバッグ1つだけ)

ちゃんと寝られて電源さえあれば無問題だった。

 

 

* * *

 

南千住では上で言った2つ以外にも泊まったけど、部屋の中はマジで同じ。

だから、考えるのは値段と駅からの距離だけでよかった。

と言っても、ビジホに限らず何かを選ぶ時は比較しまくるのが好きなので、使わないくせに自転車貸し出しがあるかとかも、考えたりする。

 

あと浴衣か。

僕は風呂から上がったら服着たくないマンなので、浴衣があるかないかはめちゃくちゃ大事

まあ浴衣あっても全裸で寝たりするけど。

 

全裸と言えば、札幌のビジネスホテルは暖かくて好きだ

僕が帰省するのはだいたい冬なんだけど、札幌のビジホは安いとこでも(よく使うのは4000円台)部屋の中に風呂があって、常に全裸で過ごせる

帰省するって時は何か用事がある時なわけで、ホテルに戻ってすることなんて風呂入って寝るくらいなんだから、部屋にいる時間はほぼ裸である

夜0時に帰って翌朝10時に出るとして、この10時間の内で服着てる時間なんて帰宅時と出発前の合わせて10分間くらいだと思う

 

これが南千住だと、部屋の中に風呂がないので常に全裸とはいかないんだよな

その代わり大浴場(という名の小浴場)があるから、それはそれで良い

 

* * *

 

ビジネスホテルの良いところを考えると、快適さだと思う

3000円台のビジホだって夏は涼しいし、冬は暖かい。だから全裸でいられる。

これが自分の家だと、この季節に全裸でトイレなんか行ったら寒死してしまう。寒死。

 

あと、チェックアウトする時に「片付けなくて良い」ってのも最高に快適だ

空のペットボトルは机の上に置いたままだし(そもそもゴミ箱入れない方がいいかもだけど)、浴衣も脱ぎっぱなし。全裸デーの時は綺麗に畳まれたままだけど。

使ったコップも洗わなくて良い。

全裸で過ごせる快適さを外的快適さとすると、これは内的快適さといえる。

この定義に特に意味はないけど。

 

一時期本気でビジホに住むことを考えた。

だって掃除しなくてもいいし、飽きたら場所変えられるし、最高やん?

でも1日3000円としてもひと月9万、そして全部外食になるので食費もかかるからやめた。

部屋で歌なんか歌えないし。絶対壁薄いっしょ。

 

まあずっと住むのはちょっときついにしても、いつか、半年くらいビジホで暮らしてみたい

てか旅行したい。半年くらい。

もうビジホ関係ないな